今回は薬剤師が転職に失敗する典型的なパターンと、それぞれに陥らないよう、具体的な対策をご紹介します。

 

失敗パターン1:転職する理由が曖昧

転職における理由が曖昧な状態での転職活動は、成功率が低くなります。
明確にステップアップがしたい、環境を変えて具体的にやりたいことががある、学びたいことや経験したいことが明確等、前向きな理由での転職は問題ありませんが、大きな理由もなく、かつ自身を顧みないで不平・不満ばかりを持ったことでの転職活動は、採用担当者に「この人は責任感がない」「すぐに辞めてしまうのではないか」と判断されてしまう可能性があります。

結果的に、希望条件を満たせない職場への転職を余儀格されるケースも。

<対策>
自分のキャリアを棚卸ししてみよう!
転職理由を明確にするために、以下の点を自分に問いかけてみましょう。

Q.なぜ転職をしたいのか?
Q.今の職場のどこに不満があるのか?
Q.どんな職場で働きたいのか?
Q.将来のキャリアプランは?
Q.何がやりたいのか?

もちろん不満や不安があることは一つの理由になりますが、それだけではなく、前向きでポジティブな転職理由を明確にすることで、成功率を高めることができます。

 

失敗パターン2:理想にこだわりすぎる

年収、労働時間、人間関係、研修制度など、自分が望むすべての条件を満たす職場は中々存在しません。理想が高すぎると、現実とのギャップに苦しむことになり、結局は転職先を見つけられずに時間だけを消費してしまうことにもなりかねません。
まずは自身の希望条件を優先順位付けし、妥協できるポイントを見つけることが重要です。

<対策>
譲れない条件を明確にする!

転職先に求める条件を書き出し、「絶対に譲れない条件」を3つほどピックアップしましょう。
ここでのポイントは、「叶えたい条件」よりも、「譲れない条件」に焦点を当てて職場を探すことです。
自身にとって本当に重要な価値を持つものを整理することで、ブレない転職活動が出来るようになります。

 

失敗パターン3:転職先の情報不足

公式Webサイトや求人票、会社案内やパンフレット等の情報は、全てが鵜呑みにできるわけではありません。
実際には、誇張した表現やマイナス情報が隠されている可能性も充分にあります。
事前にできる限り情報を収集し、可能であれば職場見学も積極的に行いましょう。

<対策>
情報収集と職場見学を徹底する
企業規模、従業員数、業務内容、業界でのポジション、近年の業績などを調べましょう。
求人情報から、企業が求める人材像を分析することも重要です。
また、可能な限り、職場見学を行い、雰囲気や環境を肌で感じましょう。

 

その他、転職成功のためのポイント

転職エージェントを利用する

これまで本記事で書いてきた内容を、ご自身で整理してまとめることが出来る方、そうでない方のどちらも、転職エージェントのサポートを受けるメリットがあります。

転職エージェントでは自分に合った求人情報の紹介や、面接対策などを受けることができますし、共に自己分析をしっかりと行い、自分の強みや弱み、価値観を理解することで、希望に合致する職場を見つけやすくなります。

転職は、自分の人生をより良い方向へ導くための重要な機会です。 上記のポイントを参考に、しっかりと準備をして、理想の職場を見つけましょう。

 

RE薬では一人ひとりのキャリアプラン、価値観、希望条件に合わせて最適な求人情報をご紹介しています。
キャリアコンサルタント最後までしっかりとサポートを行いますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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