薬剤師の転職活動において、転職エージェントを利用するか、直接応募するか悩む方も多いのではないでしょうか。
今回は、薬剤師の転職におけるエージェントと直接応募、それぞれのメリットとデメリットを比較し、自分に合った転職方法を選ぶためのポイントを解説します。
目次
１．エージェント利用のメリット
・非公開求人へのアクセス
・専任コンサルタントによるサポート
・面接対策・給与交渉のサポート
・転職ノウハウの提供
・時間・労力の節約
２．エージェント利用のデメリット
・担当者との相性
・企業との直接的なやり取りが少ない
３．直接応募のメリット
・企業との直接的なやり取り
・仲介手数料がかからない
４．直接応募のデメリット
・非公開求人へのアクセス
・情報収集・書類作成・面接対策の負担・給与交渉の難しさ
5.自分に合った転職方法を選ぶポイント
1.転職 エージェント利用のメリット
1.1 非公開求人へのアクセス
転職エージェントは、一般には公開されていない薬剤師の非公開求人を多数保有しています。これは、企業がエージェントに人材紹介を依頼することで、求人情報を公開することなく優秀な人材を獲得できるためです。
1.2 専任コンサルタントによるサポート
転職エージェントの専任コンサルタントは、転職活動のスケジュール管理や書類作成、面接対策など、様々な面でサポートを提供します。薬剤師の転職に精通したコンサルタントからアドバイスを受けることで、効率的に転職活動を進めることができます。
1.3 面接対策・給与交渉のサポート
転職エージェントは、面接対策や給与交渉のサポートも行います。模擬面接を通して、面接での受け答えやマナーを指導してくれたり、企業の給与体系や相場を分析し、適切な給与交渉をサポートしてくれます。
1.4 転職ノウハウの提供
エージェントは、転職活動に役立つ様々な情報を提供します。履歴書の書き方、面接での受け答え、業界動向など、転職活動に関する幅広い知識を得ることができます。
1.5 時間・労力の節約
転職エージェントを利用することで、情報収集や書類作成などの負担を軽減できます。自分の希望に合致した求人を紹介してくれるので、効率的に転職活動を進めることができます。
２．転職エージェント利用のデメリット
2.1 担当者との相性
担当者との相性が合わないと、スムーズな転職活動が難しい場合があります。担当者とのコミュニケーションをしっかりと取ることで、信頼関係を築き、より良いサポートを受けることができます。
2.2企業との直接的なやり取りが少ない
エージェントを介して企業とやり取りするため、企業との直接的なコミュニケーションが少なくなる場合があります。企業の雰囲気や社風を把握しづらいというデメリットもあります。
３．直接応募のメリット
3.1 企業との直接的なやり取り
企業との直接的なやり取りを通して、企業の雰囲気や社風を把握することができます。面接官と直接話すことで、自分の熱意を伝えやすくなります。
3.2 仲介手数料がかからない
エージェントを利用する場合と比較して、直接応募は雇用側に仲介手数料がかからないという大きなメリットがあります。エージェントの仲介手数料は、転職者の年収の20～30％程度が相場です。高額な仲介手数料を支払うことなく人を採用したい法人としては、直接応募してきてくれる人はコストの面を鑑みるとありがたい存在です。例えばもし同時期にエージェント経由での応募と直接応募の人が重なり、薬剤師としての能力や経験、人柄に大きな差が無かった場合は、雇用側としてはコストを落としたいので、直接応募できた方を優先採用する可能性は大いにあります。
４．直接応募のデメリット
4.1 非公開求人へのアクセス
転職エージェントのように非公開求人にアクセスできないため、選択肢が狭くなります。多くの企業は、人材確保のためにエージェントと契約しており、求人情報はエージェント経由で公開されることが多いです。
4.2 情報収集・書類作成・面接対策の負担
求人情報の収集、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策など、すべての工程を自分で行う必要があります。転職活動に慣れていない方にとっては、負担が大きくなります。
4.3 給与交渉の難しさ
企業との直接的な交渉となるため、給与交渉が難しい場合があります。企業の給与体系や相場を知らずに交渉すると、希望する給与を獲得できない可能性があります。
５．自分に合った転職方法を選ぶポイント
5.1 希望する求人
希望する求人が非公開求人である場合は、エージェント利用がおすすめです。一方、公開求人で十分な選択肢がある場合は、直接応募も検討できます。
5.2 転職活動の経験
転職活動に慣れていない方は、エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。一方、転職活動に自信がある方は、直接応募で時間とコストを節約できます。
5.3 時間とコスト
エージェント利用には仲介手数料がかかりますが、時間と労力を節約できます。一方、直接応募は時間と労力がかかりますが、仲介手数料を支払わずに転職できます。
６．まとめ
薬剤師の転職には、エージェント利用と直接応募の2つの方法があります。それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分に合った転職方法を選びましょう。
RE薬では一人ひとりのキャリアプラン、価値観、希望条件に合わせて最適な求人情報をご紹介しています。
キャリアコンサルタント最後までしっかりとサポートを行いますので、ぜひお気軽にご相談ください。